介護用品
くるあんママが娘時代、高齢になった祖母(同居のオバの母)の身体に不調が生じました。
でも、祖母は病院に入院することを頑なに拒否、
最期まで自宅で家族に看取られたい…と希望しました。
かかりつけの医師にほぼ毎日往診に来ていただき、
家族が暮らしの中で面倒を見る。。。
それが元気なころからの、祖母のたっての念願。。。その通りに
明治23年生まれの祖母は、自宅介護の末、長寿を全うし
桜吹雪の舞う夜、子供や孫に見守られながら静かに息を引き取りました。
その祖母が晩年、寝たきりになる前、お風呂に入れる係が若き日のくるあんママでした。
当時は華奢な体型で体力も無く、自分より15キロ近く体重の重い大柄な祖母を、
抱きかかえ、古い浴室の深い浴槽に入れるのは、苦痛の極みでした。
湯船から祖母を上げる時、自分の筋肉がプルプル震え、腰砕けになりそうな不安や、
湯上がりに汗が止まらなくなり、疲労で寝込んでしまったことなど、今も忘れられません。
その頃、手口八丁で家を仕切っていたオバが、今では老境に入り
わが家で一緒に暮らしています。
オバは祖母とは逆にとてもお痩せさんで、日常、世話をする者に
体力的な苦痛を感じさせることはありません。
とはいえ入浴となると、遠い日の祖母をお風呂に入れた時のクタクタ状態が脳裏によぎり
イマイチ積極的になれなかったのも事実ですが、
お風呂好きなオバを喜ばせたくて、一工夫してみました。
介護ショップのお兄さんに相談の上、
赤い椅子は洗い場用。
安定感があり、使う人に合わせて高さを調節できます。
湯船に入る時は、ひじ掛けを上に上げ。。。
浴槽淵に取り付けた回転式の椅子に移動。
足に気を付けながら
これがあると、湯船から抱き上げて座らせる時に、やや楽が出来ます。
赤い椅子は、使わない時、こんな風にたためます。
今は、介護に必要な物が次々と考案されています。
介護保険も使え、自己負担も僅かで
上手に使いこなせれば、以前ほど自分が疲れないでやっていけます。
部屋にはつかまり棒も設置しました。横の棒は跳ね上げ式なので、通るのに問題はありません。
これがあると、トイレや洗面所に行く時、オバの背後に私が手を添えているとはいえ、
ほんの数歩、自力で歩くことが出来ます。
階段昇降機の取り付けも、もうすぐ。。。
オバの行動範囲も広がると思います。
あのこは長生きできない。。。と
オバの虚弱体質を案じていた祖母。。。その逞しかった祖母の年齢を4歳も乗り越えて
オバはわが家で明るく暮らしています。
でも、祖母は病院に入院することを頑なに拒否、
最期まで自宅で家族に看取られたい…と希望しました。
かかりつけの医師にほぼ毎日往診に来ていただき、
家族が暮らしの中で面倒を見る。。。
それが元気なころからの、祖母のたっての念願。。。その通りに
明治23年生まれの祖母は、自宅介護の末、長寿を全うし
桜吹雪の舞う夜、子供や孫に見守られながら静かに息を引き取りました。
その祖母が晩年、寝たきりになる前、お風呂に入れる係が若き日のくるあんママでした。
当時は華奢な体型で体力も無く、自分より15キロ近く体重の重い大柄な祖母を、
抱きかかえ、古い浴室の深い浴槽に入れるのは、苦痛の極みでした。
湯船から祖母を上げる時、自分の筋肉がプルプル震え、腰砕けになりそうな不安や、
湯上がりに汗が止まらなくなり、疲労で寝込んでしまったことなど、今も忘れられません。
その頃、手口八丁で家を仕切っていたオバが、今では老境に入り
わが家で一緒に暮らしています。
オバは祖母とは逆にとてもお痩せさんで、日常、世話をする者に
体力的な苦痛を感じさせることはありません。
とはいえ入浴となると、遠い日の祖母をお風呂に入れた時のクタクタ状態が脳裏によぎり
イマイチ積極的になれなかったのも事実ですが、
お風呂好きなオバを喜ばせたくて、一工夫してみました。
介護ショップのお兄さんに相談の上、
赤い椅子は洗い場用。
安定感があり、使う人に合わせて高さを調節できます。
湯船に入る時は、ひじ掛けを上に上げ。。。
浴槽淵に取り付けた回転式の椅子に移動。
足に気を付けながら
これがあると、湯船から抱き上げて座らせる時に、やや楽が出来ます。
赤い椅子は、使わない時、こんな風にたためます。
今は、介護に必要な物が次々と考案されています。
介護保険も使え、自己負担も僅かで
上手に使いこなせれば、以前ほど自分が疲れないでやっていけます。
部屋にはつかまり棒も設置しました。横の棒は跳ね上げ式なので、通るのに問題はありません。
これがあると、トイレや洗面所に行く時、オバの背後に私が手を添えているとはいえ、
ほんの数歩、自力で歩くことが出来ます。
階段昇降機の取り付けも、もうすぐ。。。
オバの行動範囲も広がると思います。
あのこは長生きできない。。。と
オバの虚弱体質を案じていた祖母。。。その逞しかった祖母の年齢を4歳も乗り越えて
オバはわが家で明るく暮らしています。
by kuruann-mama
| 2011-04-12 13:20
| オバちゃん